【千駄木の街の再発見─『やねせん』の功績】
ここ30年ほどの間に千駄木は、大きな通り沿いの、2階建ての古い建物だったようなところが、建物の不燃化の必要性もあってマンションに建て替わっていきました。再開発が特に盛んだった頃は、不動産屋も「保存活動なんかしても不忍通りは全部マンションに建て替わる」、なんてことを言ってたみたいで、住民側も相当危機感をもっていました。
後知恵で考えれば、当時はバブルだったわけだし、今は人口減を心配するぐらいにまでなっているし、もう、マンションを建てるのに適したところはあまりなくなったこともあって、広い通りから一歩入れば、この地区ならではの路地や佇まいが残っています。
そんな建て替わりが目立ち始めた頃にちょうど創刊された『地域雑誌 谷中・根津・千駄木』(以下、『やねせん』。詳しくは頁末尾※1)は、この地区のアイデンティティの確立に大きく貢献したと思いますよ。ちょうど下町の価値が再発見されつつある中で、『やねせん』が、知っている人同士がお互いのことを気遣って日々暮らしていくこととか、古い建物などをうまく活用していくことを大事にするという価値観を主張したことは当時とても新鮮でした。
でも、その主張は抽象的なものじゃなくて、もともとは地元に暮らしていた主婦たちが自分たちの暮らしの中で、それがないと困るから、さびしいから、ということで、地域のみんなに訴えるために雑誌を作り始めたんですよね。
ちょうど彼女たちの子育ての時期にそんな再開発や流通の合理化があって、路地で子供を遊ばせておけないとか、駄菓子屋なら子供の面倒を見てくれるがコンビニでは面倒を見てくれないというような身近な問題が起点の一つになっている。
今は再開発の際、住民の意向や街の雰囲気への配慮がなされるようになってきたと思うんですけど、それは、この地域で『やねせん』に代表されるように、住民が自ら、自分たちにとって住みやすい街とは、を考えて行動したからで、そこは、この本に出てくるサンフランシスコの近隣地区と似ていますね。
【千駄木界隈とサンフランシスコ近隣地区、ポートランド】
千駄木にはサンフランシスコほどの人種や性という点での多様性はないですよ。人種の多様性という点では、欧米人と思われる観光客が、ガイドブック片手に店を冷やかしているのは増えましたね。
ただ、改めて考えると『やねせん』的な、暮らしを起点にした主張というのは当時マイノリティだったと思います。今でもやっぱり、古い長屋を壊してキレイなマンションにした方がいいと考える人もいますし。
近年、再開発の成功でポートランド(アメリカ北西部オレゴン州)が注目されていて、本もいろいろ出版されているんですけど、再開発された地区、パール・ディストリクトは元は操車場だったところなので、ちょっと人工的な感じを受けるんですよね。それと、大企業がたくさん立地して可処分所得が高い人が多く住んでいて人種的な広がりもあまりないみたいですよ。独立系の高単価のレストランが舌の肥えた人に受けているようなのでポートランドの街はかっこよく見えるけど、本を読んだりして受けた印象として、ある程度お金のある人の文化、という感じを受けます。
サンフランシスコの近隣地区は長い歴史を経て、古い建物もうまく活用しながら創り出されていて、より身近で歴史を感じさせるように思うので、千駄木と似ている感じがします。
【街が観光地するメリットとデメリット】
うちのような独立系の小さな商店が生き残るためには地域内だけの売上では不十分なことが多いから、地域外から来店してもらわないといけない。だから、この地域にブランドがあるのはとてもありがたいことです。
当店のツイッターはフォロワーが今は8000人以上いて、地元の人が買いそうな実用書のことをつぶやいても、地域外から来訪される方に受けそうなミニコミ誌のことをつぶやいてもそれぞれ反応があるし、発行しているポイントカードは地元のお客様が作られることが多いんですけど利用率は売上客数の半分を切っているので、当店も地域外からの来訪客の売上が大きいですよ。
商店街全体で見ると、地元民と観光客では欲しいものが当然違う。どの店も、そのバランスには気を使うのではないでしょうか。近頃は、商店街にやってくる観光客はますます増えていて、いっそ観光客相手の店に変えてしまうほうが儲かるという判断も、扱うものによってはありでしょう。うちはそこまではいきませんが。
【商店街ブームの持続可能性】
代官山蔦屋書店や大規模ショッピングモールは、そこに長い間いてもらって消費させることを狙っているから、商店街と似ているけれど、でも違う。商店街には独特の魅力がありますよね。
出版業界では書店の数がどんどん減っていますが、他業種でも小さな独立系の小売店はどんどん廃業しています。それでも残っているお店は独自の付加価値を提供しそれが顧客に支持されているようで、うちもそういう書店を目指しています。
佐久間裕美子さんが『ヒップな生活革命』(朝日出版社)で、今の消費者がモノを買うにはストーリーが重要という指摘をしています。それなりにモノが供給され所有されている今は、多少高くても背景に物語があるモノを買いたいという人が多くいて、だから、商店街が注目されているように思います。
ただ、商店街に単純な経済合理性だけでない価値があるのは間違いないけど、一方で、チェーンのお店やレストラン等が低価格であったり、サービスレベルの平均が高いのも確かで、近年、若者の稼ぐ力は落ちているようだから、今後若い人が商店街に来てくれるのかなあ。いま来てくれている人が来なくなってしまったら、下町・商店街ブームも終わってしまうのではないか、という危惧があります。
【シティライツブックストアと往来堂書店】
シティライツブックストア(詳しくは頁末尾※2)がビート・ジェネレーションにこだわらずに広くカウンターカルチャーを体現し続けるという見識をもって60年以上営業しているというのは素晴らしいですねぇ。
格式のある古書店がその店ならではの見識、あるいはポリシーに従って目録を作っているように、うちのような独立系の新刊書店も、大きな書店さんに対抗していくためには、何らかの見識、あるいはポリシーをもって仕入販売するしかありません。
と言っても、全ての本の中身を把握して仕入れて販売するのは難しいので、少しでも多く理解していく努力をしたり、また、その本がお薦めできる理由、あるいは売れている理由を社会的な背景を踏まえて語れるようになれればと思っています。
ただ、見識を徹底させるということはターゲットでない読者をはじくという面もあるのでどこまでやるのかには迷いがあります。強い見識を持てたら、シティライツのように出版もいずれ手がけてみたいんですけどねぇ。
街との関わりということでは、一箱古本市(詳しくは頁末尾※3)の実行委員をしています。当日は、当店の軒先も古本市の会場として使ってもらっています。元々は本好きな人達が集まってイベントをしていただけなんですけど、結果として参加者同士、また軒先を貸している人と参加者のつながりができてきていて、この街ならではのコミュニティにもなってきているみたいです。僕も、何がしかお願いごとをしたいときの人的つながりができました。
年一回開催ですが、この日は新刊書店であるうちでも売上も上がるし、このイベントで作っている街歩き地図を持ってイベント日以外に来店してくれる方もいますよ。
それと、一箱古本市に関連して、被災地向けに本を送るボランティア「一箱本送り隊」という活動もあって、谷中にはお寺がたくさんありますが、この活動で集めた古本を置く場所を提供してくれるお寺があって助かっています。
また、当店独自でもイベントを開催しています。かつて『やねせん』の編集をされていた森まゆみさんが本を出される時にはお願いしたり、また、地元の人に受けそうな本の場合も企画しています。
今まで、出版流通の末端として、お客さんのニーズをできるだけつかんでそれに対応することが、業界で言われる「地域密着」だと思っていました。しかし、これからはそれだけでは足りない。
ほうっておいたらバラバラになってしまう地域の人とのくらしを、書店が媒介して有機的につなぎなおすという意識が必要です。
うちのような街の書店も、シティライツブックストアがビート、そしてその後カウンターカルチャーの中心であり続けたように、街づくりの中心的な役割を果たせる可能性を持っていると思います。
(2015年6月8日、千駄木の喫茶店にてインタビュー)
※1 地域雑誌 谷中根津千駄木(やねせん)
1984年に、この地域に住み子供を育てていた女性たちが集まって創刊された谷中・根津・千駄木地域についての雑誌。谷中・根津・千駄木は山手線の内側にある、下町ブームの中心的な地域の一つ。
古くからの歴史について、また、その街の暮らしを伝えながら、この地域のさまざまな再開発問題も、地元の住民の目線で扱った。
編集人だった森まゆみは、その後、著名な作家となり、街づくりに関するさまざまな発言をしながら執筆活動を続けている。
また、紙の雑誌は、2009年に終刊したが、ウェブサイトは今も運用を続けている。
http://www.yanesen.net/
※2 シティライツブックストア
サンフランシスコのノースビーチ近隣地区の書店。1950年代に書店として営業を開始し、すぐ後、ビート関連の出版も手がけるようになる。今は、ビートに限らないカウンターカルチャーの発信拠点として、広く名を轟かせている。
http://www.citilights.com
※3 一箱古本市
地域のさまざまな軒先などを間借りし、それぞれの「大家」の前で、古本市に応募した「店主」が段ボール箱ひとつ分の古本を販売するイベント。
2005年に、谷根千地域で始まったが、その後、日本全国で行われるようになった。
http://sbs.yanesen.org/
書評・コメント, 観光・街づくりへのヒント
東京の「近隣地区」書店から見た
暮らしの息づく街と書店のリアリティ
─往来堂書店店長 笈入建志氏インタビュー
千駄木は古くからの歴史を持った街で、空襲は受けたものの焼け野原になるほどの被害を受けず、また再開発も一部で進みましたが、さまざまな住民の活動の成果もあって、懐かしさを感じさせる路地や建物が多く残っています。1980年代に始まった下町散歩ブーム以降、その独特の雰囲気から観光地として訪れる人は途切れることがありません。
千駄木に立地する街の書店で、さまざまな、これまでの書店の枠にとらわれない取り組みをされていることで有名な往来堂書店の店長、笈入建志(おいり けんじ)氏に『チャイナタウン、ゲイバー、レザーサブカルチャー、ビート、そして街は観光の聖地となった─「本物」が息づくサンフランシスコ近隣地区』を読んで頂き、サンフランシスコの近隣地区と千駄木の街づくりについて、さらに、ノースビーチ近隣地区の街の書店であるシティライツブックストアのことなどをお聞きしました。
【千駄木の街の再発見─『やねせん』の功績】
ここ30年ほどの間に千駄木は、大きな通り沿いの、2階建ての古い建物だったようなところが、建物の不燃化の必要性もあってマンションに建て替わっていきました。再開発が特に盛んだった頃は、不動産屋も「保存活動なんかしても不忍通りは全部マンションに建て替わる」、なんてことを言ってたみたいで、住民側も相当危機感をもっていました。
後知恵で考えれば、当時はバブルだったわけだし、今は人口減を心配するぐらいにまでなっているし、もう、マンションを建てるのに適したところはあまりなくなったこともあって、広い通りから一歩入れば、この地区ならではの路地や佇まいが残っています。
そんな建て替わりが目立ち始めた頃にちょうど創刊された『地域雑誌 谷中・根津・千駄木』(以下、『やねせん』。詳しくは頁末尾※1)は、この地区のアイデンティティの確立に大きく貢献したと思いますよ。ちょうど下町の価値が再発見されつつある中で、『やねせん』が、知っている人同士がお互いのことを気遣って日々暮らしていくこととか、古い建物などをうまく活用していくことを大事にするという価値観を主張したことは当時とても新鮮でした。
でも、その主張は抽象的なものじゃなくて、もともとは地元に暮らしていた主婦たちが自分たちの暮らしの中で、それがないと困るから、さびしいから、ということで、地域のみんなに訴えるために雑誌を作り始めたんですよね。
ちょうど彼女たちの子育ての時期にそんな再開発や流通の合理化があって、路地で子供を遊ばせておけないとか、駄菓子屋なら子供の面倒を見てくれるがコンビニでは面倒を見てくれないというような身近な問題が起点の一つになっている。
今は再開発の際、住民の意向や街の雰囲気への配慮がなされるようになってきたと思うんですけど、それは、この地域で『やねせん』に代表されるように、住民が自ら、自分たちにとって住みやすい街とは、を考えて行動したからで、そこは、この本に出てくるサンフランシスコの近隣地区と似ていますね。
【千駄木界隈とサンフランシスコ近隣地区、ポートランド】
千駄木にはサンフランシスコほどの人種や性という点での多様性はないですよ。人種の多様性という点では、欧米人と思われる観光客が、ガイドブック片手に店を冷やかしているのは増えましたね。
ただ、改めて考えると『やねせん』的な、暮らしを起点にした主張というのは当時マイノリティだったと思います。今でもやっぱり、古い長屋を壊してキレイなマンションにした方がいいと考える人もいますし。
近年、再開発の成功でポートランド(アメリカ北西部オレゴン州)が注目されていて、本もいろいろ出版されているんですけど、再開発された地区、パール・ディストリクトは元は操車場だったところなので、ちょっと人工的な感じを受けるんですよね。それと、大企業がたくさん立地して可処分所得が高い人が多く住んでいて人種的な広がりもあまりないみたいですよ。独立系の高単価のレストランが舌の肥えた人に受けているようなのでポートランドの街はかっこよく見えるけど、本を読んだりして受けた印象として、ある程度お金のある人の文化、という感じを受けます。
サンフランシスコの近隣地区は長い歴史を経て、古い建物もうまく活用しながら創り出されていて、より身近で歴史を感じさせるように思うので、千駄木と似ている感じがします。
【街が観光地するメリットとデメリット】
うちのような独立系の小さな商店が生き残るためには地域内だけの売上では不十分なことが多いから、地域外から来店してもらわないといけない。だから、この地域にブランドがあるのはとてもありがたいことです。
当店のツイッターはフォロワーが今は8000人以上いて、地元の人が買いそうな実用書のことをつぶやいても、地域外から来訪される方に受けそうなミニコミ誌のことをつぶやいてもそれぞれ反応があるし、発行しているポイントカードは地元のお客様が作られることが多いんですけど利用率は売上客数の半分を切っているので、当店も地域外からの来訪客の売上が大きいですよ。
商店街全体で見ると、地元民と観光客では欲しいものが当然違う。どの店も、そのバランスには気を使うのではないでしょうか。近頃は、商店街にやってくる観光客はますます増えていて、いっそ観光客相手の店に変えてしまうほうが儲かるという判断も、扱うものによってはありでしょう。うちはそこまではいきませんが。
【商店街ブームの持続可能性】
代官山蔦屋書店や大規模ショッピングモールは、そこに長い間いてもらって消費させることを狙っているから、商店街と似ているけれど、でも違う。商店街には独特の魅力がありますよね。
出版業界では書店の数がどんどん減っていますが、他業種でも小さな独立系の小売店はどんどん廃業しています。それでも残っているお店は独自の付加価値を提供しそれが顧客に支持されているようで、うちもそういう書店を目指しています。
佐久間裕美子さんが『ヒップな生活革命』(朝日出版社)で、今の消費者がモノを買うにはストーリーが重要という指摘をしています。それなりにモノが供給され所有されている今は、多少高くても背景に物語があるモノを買いたいという人が多くいて、だから、商店街が注目されているように思います。
ただ、商店街に単純な経済合理性だけでない価値があるのは間違いないけど、一方で、チェーンのお店やレストラン等が低価格であったり、サービスレベルの平均が高いのも確かで、近年、若者の稼ぐ力は落ちているようだから、今後若い人が商店街に来てくれるのかなあ。いま来てくれている人が来なくなってしまったら、下町・商店街ブームも終わってしまうのではないか、という危惧があります。
【シティライツブックストアと往来堂書店】
シティライツブックストア(詳しくは頁末尾※2)がビート・ジェネレーションにこだわらずに広くカウンターカルチャーを体現し続けるという見識をもって60年以上営業しているというのは素晴らしいですねぇ。
格式のある古書店がその店ならではの見識、あるいはポリシーに従って目録を作っているように、うちのような独立系の新刊書店も、大きな書店さんに対抗していくためには、何らかの見識、あるいはポリシーをもって仕入販売するしかありません。
と言っても、全ての本の中身を把握して仕入れて販売するのは難しいので、少しでも多く理解していく努力をしたり、また、その本がお薦めできる理由、あるいは売れている理由を社会的な背景を踏まえて語れるようになれればと思っています。
ただ、見識を徹底させるということはターゲットでない読者をはじくという面もあるのでどこまでやるのかには迷いがあります。強い見識を持てたら、シティライツのように出版もいずれ手がけてみたいんですけどねぇ。
街との関わりということでは、一箱古本市(詳しくは頁末尾※3)の実行委員をしています。当日は、当店の軒先も古本市の会場として使ってもらっています。元々は本好きな人達が集まってイベントをしていただけなんですけど、結果として参加者同士、また軒先を貸している人と参加者のつながりができてきていて、この街ならではのコミュニティにもなってきているみたいです。僕も、何がしかお願いごとをしたいときの人的つながりができました。
年一回開催ですが、この日は新刊書店であるうちでも売上も上がるし、このイベントで作っている街歩き地図を持ってイベント日以外に来店してくれる方もいますよ。
それと、一箱古本市に関連して、被災地向けに本を送るボランティア「一箱本送り隊」という活動もあって、谷中にはお寺がたくさんありますが、この活動で集めた古本を置く場所を提供してくれるお寺があって助かっています。
また、当店独自でもイベントを開催しています。かつて『やねせん』の編集をされていた森まゆみさんが本を出される時にはお願いしたり、また、地元の人に受けそうな本の場合も企画しています。
今まで、出版流通の末端として、お客さんのニーズをできるだけつかんでそれに対応することが、業界で言われる「地域密着」だと思っていました。しかし、これからはそれだけでは足りない。
ほうっておいたらバラバラになってしまう地域の人とのくらしを、書店が媒介して有機的につなぎなおすという意識が必要です。
うちのような街の書店も、シティライツブックストアがビート、そしてその後カウンターカルチャーの中心であり続けたように、街づくりの中心的な役割を果たせる可能性を持っていると思います。
1984年に、この地域に住み子供を育てていた女性たちが集まって創刊された谷中・根津・千駄木地域についての雑誌。谷中・根津・千駄木は山手線の内側にある、下町ブームの中心的な地域の一つ。
古くからの歴史について、また、その街の暮らしを伝えながら、この地域のさまざまな再開発問題も、地元の住民の目線で扱った。
編集人だった森まゆみは、その後、著名な作家となり、街づくりに関するさまざまな発言をしながら執筆活動を続けている。
また、紙の雑誌は、2009年に終刊したが、ウェブサイトは今も運用を続けている。
http://www.yanesen.net/
※2 シティライツブックストア
サンフランシスコのノースビーチ近隣地区の書店。1950年代に書店として営業を開始し、すぐ後、ビート関連の出版も手がけるようになる。今は、ビートに限らないカウンターカルチャーの発信拠点として、広く名を轟かせている。
http://www.citilights.com
※3 一箱古本市
地域のさまざまな軒先などを間借りし、それぞれの「大家」の前で、古本市に応募した「店主」が段ボール箱ひとつ分の古本を販売するイベント。
2005年に、谷根千地域で始まったが、その後、日本全国で行われるようになった。
http://sbs.yanesen.org/