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序章 科学で解き明かすリモートワーク データ分析からわかったこと・いいたいこと(髙橋潔・加藤俊彦)
1. リモートというワークスタイル
2. リモートワークに伴うマネジメント上の課題
3. 本書での調査・分析の方法
4. 各章の概要
5. これだけは知っておきたいリモートワーク──本書が示唆する主な知見

第1章 リモートワークにとってモバイル環境より大切なこと 生産性と熱意を高める上司の働きかけと本人の工夫(髙橋潔)
1. リモートワークはワンサイズ・フィッツ・オール?
2. リモートワークのメリット
3. リモートワークと人事評価
4. 成果基準のジレンマ
5. マネジメントとリーダーシップ
6. 自分で自分の仕事をつくる:ジョブ・クラフティング
7. 仕事に熱中する:エンゲージメント
8. リモートワークに関する調査
9. リモートワークの秘訣

第2章 コロナ禍のリモートワークとウェルビーイング(森永雄太・麓仁美・松下将章)
1. はじめに
2. リモートワークとウェルビーイングに関する調査
3. 分析1:リモートワークの導入実態とその影響
4. 分析2:リモートワーカーのウェルビーイングに影響を与える要因
5. おわりに

第3章 リモートワークにおける組織の調整・統合の方法とコミュニケーション(加藤俊彦・佐々木将人)
1. はじめに
2. リモートワーク実施状況の概要
3. リモートワークにおけるコミュニケーションとメディア
4. リモートワークにおける組織的活動の全体像
5. おわりに

第4章 リモートワークにおける信頼形成と創造的活動(田中秀樹)
1. はじめに
2. コロナ禍におけるリモートワーク
3. 本章における検討課題とその概念
4. 調査概要とデータの説明
5. 分析結果:リモートワーク下におけるマネジメントが従業員に与える影響
6. おわりに

第5章 リモートワーク下の職場コミュニケーション すれ違いを回避する上司との関係性と職場の心理的安全性(今城志保)
1. 問題意識と背景
2. コミュニケーション量と上司・部下の関係性
3. 上司・部下間のコミュニケーションのすれ違い
4. 上司・部下コミュニケーションの量と質の関係
5. 職場のコミュニケーション
6. おわりに

第6章 リモートワークにこそユーモアを(中森孝文)
1. はじめに
2. リモートワークと雑談
3. アメリカでのユーモアと雑談
4. ユーモアの種類と効用
5. ユーモア・リモートワークの利点と弱点・職場環境の尺度
6. ユーモアとリモートワークの関係性
7. 職場での雑談とユーモアのあり方

第7章 リモートワーク・シフトとその揺り戻しの規定要因(服部泰宏・江夏幾多郎・麓仁美)
1. はじめに
2. 調査方法
3. 分析結果
4. 解釈と結論

第8章 危機的状況下における組織対応と組織能力──COVID-19 感染拡大初期の調査から(佐々木将人・塩谷剛)
1. COVID-19 に関する調査研究
2. 新型コロナウイルス感染症への組織対応に関する緊急調査──「何が生じていたのか」
3. 危機的事態への組織対応と組織の変化対応能力──「なぜこのような状況が生じているのか」
4. おわりに

書名 リモートワークを科学するI[調査分析編]
データで示す日本企業の課題と対策
編著 髙橋 潔・加藤 俊彦
出版年月日 2022/9/6
ISBN 9784561267584
判型・ページ数 A5判・272ページ
定価 定価3300円(本体3000円+税)