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　これまで、社会調査法を紹介したり、アンケートの作り方をまとめた本は多く出版されてきているが、その設計・集計・解析、そしてそれに基づく考察や提案、今後の課題に至るまでの一連の流れを示したものは少ない、と著者は言う。
本書は、大学生の行動と心理を中心に、ファッション・キャラクター・雑貨などをテーマに著者が行ったリサーチを元に、調査対象の選定や背景を加筆することで、リサーチに求められるものを広く示しながら、その実務の組み立て方の理解を深めることを目指している。
マーケティング・リサーチを学ぶ学生のみならず、リサーチ実務に携わることになったビジネスパーソン、また、取り上げられた、服飾・小物などのテーマに関心を持つ方におすすめ。

【目次】
第１章　マーケティング・リサーチの意味
第２章　リサーチ・デザイン
第３章　デザインによる相違と解釈方法
第４章　ファストファッションに対する購買意識
第５章　キャラクター人気を支える要因
第６章　好悪などの心理分析
第７章　ハンドメイドを製作・販売する人々の実態
第８章　ハンドメイドを好む顧客の実態
第９章　雑貨に対する若者の意識
第１０章　市場予測とリサーチ：ギフト市場