チャイナタウン、ゲイバー、レザーサブカルチャー、ビート、そして街は観光の聖地となった
「本物」が息づくサンフランシスコ近隣地区
畢 滔滔著
【2016年日本商業学会学会賞奨励賞受賞!】
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画一化されたツアーによる観光から、個々人の嗜好に合わせ多様化した観光への趨勢が強まっている。
かつてサンフランシスコは、大規模開発・コンベンション誘致・高速道路網整備を中心とした大資本寄りの観光・街づくり施策が中心で、様々なマイノリティを抑圧する施策が取られてきた。しかし、近年、彼らの近隣地区が観光・街づくりの柱となっている。
本書は、サンフランシスコ市の観光施策の変遷を振り返りながら、4つのユニークな近隣地区の戦いの歴史なども丁寧に描き、観光・街づくりへの含意を提示する。
彼の地に息づくサブカルチャーに関心のある方達にもおすすめ。
著者 | 畢 滔滔 |
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出版年月日 | 2015/05/26 |
ISBN | 9784561762065 |
判型・ページ数 | A5・224ページ |
定価 | 本体2,750円+税 |